高島市立中学3年の男子生徒3人が同級生への強要と暴力行為処罰法違反の疑いで逮捕されたことを受け、中学の校長(60)が17日記者会見し、「被害生徒にとって屈辱的なことで、心が痛む。深刻ないじめだ」と述べ、再発防止を誓った。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111117000120
生徒3人の逮捕容疑は11日午後、共謀し、脅して全裸にして写真を撮り、汚物を担任教諭の車に塗り付けさせ、投げ倒したり蹴ったりした疑い。
校長は「被害生徒は6月ごろ暴力行為を受けたが、その時点で、いじめという認識ではなかった。母親から5〜6回、学習や生活面の相談を受け、『からかわれやすいので心配』ということで注意を向けていたが、いじめには気付けなかった」と話し、事件後に担任らが家庭訪問して初めて、いじめと認識したことを明かした。
17日朝には全校集会で「誰にもいじめに遭ってほしくないし、してほしくない。常に相手の立場で考え、誰もが悲しむことのない安心な学校に、一緒にしていこう」と呼びかけたという。再発防止に向け、「子どもの変化に鋭く気付く保護者や地域の皆さんとの関係構築、教職員間の情報共有に努める」と述べた。高島市教育委員会は16日夕に市内22小中学校の緊急校長会を開き、子どもの状況をきめ細かく把握し、いじめの早期発見、早期対応に努めるよう呼びかけた。
学校での「いじめ」のニュースを見るたびに、心が痛みます。
相手の立場になって物事を考えることができない子どもたちが、
面白おかしく「いじめ」をエスカレートさせていくのでしょう。
でも、この逮捕された子どもたちの行った行為は
決して許されることではありません。
背景には、子どもが育った家庭環境にも要因が
あると思います。
私自身も同じ中学生の子どもを持つ親として、
このような問題を目にするととても不安ですが、
子どもとしっかりコミュニケーションをとって、
子どもの気持ちを理解してあげることが大切だと思います。
「褒めて育てる」、これが大事なのではないでしょうか。



